COURSE

「ひとつとして類似のホールがない戦略性に富んだ18ホールズは、それぞれ生き生きと連繋しハーモニーしあって続きます。そのさまはあたかもシンフォニーのよう。」

ゆとりのある敷地にゴルフの奥行きを秘めたレイアウト。
7021ヤード、パー72の18ホールズは不世出の設計家J・マイケル・ポーレット氏の渾身の情熱が注ぎこまれている。

Original

OUT

HOLE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
PAR 4 5 3 4 3 5 4 4 4 36
HDCP 3 9 15 7 13 1 17 5 11 ---
OUT GOLD 427 570 204 405 175 560 410 474 455 3680
BLUE 385 510 165 360 160 522 393 424 440 3359
WHITE 358 480 147 347 144 486 381 403 415 3161
RED 311 410 129 292 108 454 291 364 355 2714
GOLD BLUE WHITE RED
OUT 427 385 358 311

1st Shotは左クロスバンカーの右サイド狙い。
左クロスバンカーに入ると目前の木がスタイミーになる。
2nd shotはグリーン左手前に大きなガードバンカーが待ちうけているので距離を間違えずにグリーン中央に。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 570 510 480 410

距離の長いロングホール。
ティショットはなるべく距離を稼いだほうが良い。
2nd shotは3rd地点が狭いので右クロスバンカーの手前に刻むか、グリーン手前のアプローチに運ぶかボールの落とし場所を決断しなければならない。
縦の3段グリーンなので、ピンポジションの段にのせること。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 204 165 147 129

3番、ショートホールのグリーンは、奥行きが無く、左右に長く横たわるグリーン。
奥行きの無さは、この前にある2番ホールのグリーンが、約70ヤードもあるタテ長であることによって、より誇張され、プレーヤーは騙され、そして戸惑い、精神的な重圧を感じるであろう。
また、グリーン右手前に広がる巨大なバンカーによっても、その重圧は、より一層大きなものとなるはずだ。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 405 360 347 292

ティショットがポイントとなる難しいホール。
右のガードバンカーを越すか、左のフェアウェイを狙うか右の崖の下に行くとパーが難しい。
2ndは打ち上げで、グリーンが見えないので少し大きめのクラブで打つように。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 175 160 144 108

静寂なたたずまいの中に戦略性を秘めたホール。
旗の位置によって難易度に開きがある。
池越えか左からの安全策か決断を迫られる。
ティグラウンドとグリーンとでは風の影響が違うので風の計算が難しい。
グリーン中央手前より右サイド奥まで池がある。距離とクラブ選択が難しい。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 560 522 486 454

左のクロスバンカーやや右サイド狙い。
2ndは150Y地点からグリーン右サイドまで池がある。
3nd地点が狭いので正確に刻むか、グリーン左サイドを狙うか。
グリーンのアンジュレーションがきつい2段グリーンなので、ピンポジションの段にのせること。アプローチを何処から打つかが勝負どころ。
グリーンの高低差は遠くから見た以上に大きい。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 410 393 381 291

右ドッグレッグの狭いミドルホール。
グリーン右手前まで池がある。
ティショットは左クロスバンカー手前狙い。
2ndは右半分のピンポジションは攻めやすいが、左半分のピンポジションは左手前のガードバンカーがあり、
横に長い奥行きのないグリーンなので距離感が重要となる。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 474 424 403 364

8番ホールは、フルバックから446ヤードと、距離の長いミドルホール。
ティーグラウンドに立つと、グリーンの左サイドをガードする、巨大なバンカーに目を奪われるだろう。
曲線と曲線が複雑に織りなすその造形美は、まるで大地をキャンバスにして描くモダンアートのようでもある。

GOLD BLUE WHITE RED
OUT 455 440 415 355

ティショットは右のクロスバンカーの左目狙い。
左のクロスバンカーと右の崖には要注意。
2ndはグリーン回りのアプローチが難しいので花道より狙ったほうが良い。
グリーン左のガードバンカーと右のグラスバンカーも要注意。
グリーンまでの僅かな距離感のミスも許されない。
力を過信せず謙虚に。

IN

HOLE 10 11 12 13 14 15 16 17 18 合計
PAR 4 4 3 4 4 5 4 3 5 36
HDCP 4 16 10 2 14 8 12 18 6 ---
IN GOLD 435 429 220 407 392 498 343 195 545 3464
BLUE 375 360 198 377 385 498 343 163 512 3211
WHITE 350 342 185 355 357 470 330 150 486 3025
RED 321 294 150 324 322 419 268 123 469 2690
GOLD BLUE WHITE RED
IN 435 375 350 321

やや右ドッグレッグのパー4。
右クロスバンカーの左狙い。
2ndは、グリーン左をガードするガードバンカーを避けグリーン中央へ。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 429 360 342 294

ストレートで距離のないパー4。
左に傾斜している2段のフェアウェイなので、右上の段のフェアウェイ狙い。
2nd左サイドのピンポジションの時は、手前のガードバンカーが気になる。
奥行きがないグリーンなので高くて止まるボールと正確な距離感が要求される。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 220 198 185 150

距離のあるショートホール。
グリーン中央手前が馬の背になり、落下地点より左右に流されるので、少し大きめに打つのが狙い目。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 407 377 355 324

13番ホールのティーグラウンドに立つと、そこには、大きな池が無限の空間を作り出している景観が目に飛び込んでくる。
しかし、この美しい風景を見て、感動しているだけではいけない。
明確な攻略ルートを組み立て、ティアップすることが、プレーヤーに科せられた使命なのである。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 392 385 357 322

左ドッグレッグ2ndショット打ち下しのミドルホール。
クロスバンカーが7つありティーショットの落とし場所が難しい。
フェアウェイ中央先のクロスバンカー方向を狙う。
2nd右のピンポジションの位置のときは、グリーン面が見えないので距離感と止まるボールが要求される。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 498 498 470 419

このホールの特色は、何といってもグリーン手前を横切るクリークであろう。
グリーンの右サイドから左へ流れゆくクリークが、戦略性を高めると同時に、美しい景観を醸し出している。
それはまるで、オーガスタ・ナショナルの13番ホールを彷彿とさせると同時に、
カレドニアン・ゴルフクラブが、世界の名コースと同様の、ドラマチックでエキサイティングなコースデザインである証となっているのである。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 343 343 330 268

16番のミドルホールは、ティーグラウンドからグリーンまで、大小のマウンドが連なり短かいパー4ながら、難易度を高めている。
最も安全な攻略方法は、コントロールされたロングアイアンで、僅かに残されているフラットなフェアウェイにボールを運び、
そこからフェード系のボールでグリーンを狙うこと。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 195 163 150 123

縦に長い2段グリーンのPAR3。
グリーン左サイドはバンカー。
右サイドはグラスバンカー。
ピンポジションの段に乗せる正確なショットが要求される。

GOLD BLUE WHITE RED
IN 545 512 486 469

18番ホールの特徴は、巨大な池を絡ませることによって、斜めにターゲットを狙わせるデザインになっていること。
この設計パターンを、専門的には“レダン・タイプ”と呼び、戦略的なコースデザインには必要不可欠なものとなっている。